聖なる龍に愛された。





「おねえーさーん、俺らと遊ばないー?」


そう言って私の肩に触れる男。


振り返ると汚い男が4人。



4人いて、1人の女に声かけるとか頭おかしいんじゃないの。


けど、こんな汚いネオン街ではこんな汚いやつが腐るほどいる。



「おねえさーん?ねーねー、あそぼーよーキャハハハ」



そして自ら私は裏路地へと向かい歩く。



「えー、自分から裏路地来ちゃうとかだいたーんキャハハハ」



ついてくる男たち。


裏路地につき、男が近づいてくる。




『遊んであげる』




私がそう言うとニヤニヤ気持ち悪い笑みを浮かべ伸ばしてくる手。



───────ボコッバキバキッ



痛々しい音と男たちの叫び声。


次々と意識をなくす男たち。