亜「そっかあ、皆でバラバラだね。今のところ本気なのは爽と駆眞でいい？」




「「ああ。」」




亜「よしっ！俺も本気なんだ。だから、負けたくない。」




「「こっちもな。」」




優「俺さー。今やばいんだよねー。さっきああ答えたけど、本当はもう、本気ゾーンにいるかもねー。」




優汰がコソッと琉星に言う。



琉「本気になるのは嫌か？」




優「そうでもないんだよねー。でも、恋して辛い想いをするのは嫌だなぁーってー。」




すこし困惑した顔で優汰はそう答えた。




琉「正直俺もやばいけどさ。でも、それって逃げじゃねーの？恋から逃げてどーすんだよ。」




優「だよねー。うん。やっぱ、本気になるわー。でも、まだ秘密にしておく。琉星。お前が本気になっても俺は絶対勝つから。」




琉「…。勝手にしろ。」