優「いやいやー。謙遜しちゃってー。本当は嬉しいくせにー。」




嬉しくないし…。




大「おーいみんなー。まだ終わってないよー。今年は特別だからね。なんたって絵音がいるからね!と、言うことで、優勝したクラスとは別に活躍した人の賞品もあるよー!」




え、待って。




『ねえ、嫌な予感しかしないんだけど。てか、なんでそこで私を出すの?』




琉「絵音絡みの賞品だと思う。あの理事長は何考えてるか分からないし。」




それは言えてる。




大輝君はいつもいじわるばかりしてるしね。




大「で、その賞品は────」




ゴクリと唾を飲む。




大「絵音を一日中奴隷に出来ちゃうよ券!」




は?大輝君何言ってるの?




『って、私いいよなんて言ってないんだけど?!』




大「あ、絵音、その許可は望がいいよって言ったから!」




はぁ?!




何言ってるの、お母さん…。




亜「望って誰?」




不思議そうに聞いてくる亜希君に私はズーンと沈んだ声で




『お母さん…。』




と言った。




一方、亜希君の方は「なんで絵音よお母さんと理事長が仲いいの?!」なんて言ってるから