守られお姫様

大「そういえば、ここまで一人できたの?」




『一人な訳ないじゃん。爽君に送ってもらったよ。』




そう言うと少し考えるように顎に手を当てて唸っていた。




突然何か思ったのか、ハッとなって、




大「爽君って…。えっと、あのクールな子だよな?そんなことするなんて意外だなー。」




なんてことを呟いていた。




あ、そういえば、私文句をいいに来たんだった。




『大輝君!』




大「ん?どうした?」




『なんで入学式であんなこと言ったの?!ここに来るまでに本当苦労したんだから!』




そう。




ここに来る途中、どこを歩いても好奇心の目で見られたり、獣かっ!ってぐらいの目つきで見られたり、ずっとニヤニヤしている人がいたりとか。




ニヤニヤは爽君が睨んで追い払ってくれたからいいけど。




本当に恥ずかしかったし嫌だった。