「あの日、嫌な予感がしたんだ。だから急いで帰ってきたら母さんが倒れた琉星の上に乗っていて薬をやらせようとしていた。」




「だから急いで母さんと引き離して救急車を呼んだ。その後、琉星はここ。母さんは精神病院に運ばれた。」




『そっか。』




もう母さんに思うことは何もない。




逆に精神病院に行ってくれて嬉しかったぐらいだ。




その日から兄と父さん以外の人が信じられなくなった。




それから兄は寮に入り、父さんは海外で仕事し始めた。




俺は早く家から出たくてこの学校に入った。




こんな不良校に入るのには兄も父さんも反対しなかった。




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