「動揺しすぎだよ~…ふふ」 「含み笑い何! …てか何で卯月くんがここにいるの? クラス違う…よね」 「居たら何か問題あるか」 「アリマセン」 「まぁ今のは冗談。 部室の鍵を取りに来た」 そう言って勝手に宗司のスポーツバッグを漁り始めた。 静かに睨まれていることに気づかない、あるいは気づいているのかその手を止めない卯月くん。