下っ端「優綺さん?久しぶりですね
美香さんのお姉さんの復復讐、俺らがやりますから。優綺さんを殺す」



血走った目をこちらに向けて
包丁を投げてきた

誓優に教えてもらった動きだけじゃ
避けきれなくて、少しだけ腕を切ってしまった

切ったところから、ツーと血が出る


そこまで傷は深くないし、痛くないのに顔を歪めた


「姫なんか、最初からしなければよかった。最初から、樹鳥の仲間になっていればこんな思いしなかった

私は、あんた達を潰す
そんで、二度と裏切りが出来ないようにしてやる」