「私の仲間を……
あんたらと同じにしないで!
私の事情を知っても、なにも言ってこかった。仲間をちゃんと守れないやつなんかより、私の新しい場所は安心できる!
それに、今は姫じゃない
樹鳥の“下っ端”だ!」


私は、そう言うと零を蹴り飛ばした


零「うっ。お前、調子に乗るなよ
俺等はこれでも関東№1だ
樹鳥なんか、俺等より弱いんだよ
そんな族名聞いたことねぇしな。
さっさと終わらせてやるよ」


ドアから、数人の男たちが入ってきた

それは、見覚えのある桜華の下っ端