涙の跡には【完】

「ガハッ。皆……、幹部達いる?」

誰も答えてはくれなかった

嫌な予感しかしない

大急ぎで、幹部室に向かうと

電話をしている総長……大好きな人がいた


電話をスピーカーにしたのか、
私のところまで声が聞こえた

『今日、ね
倉庫に行けないよ………皆に迷惑かかっちゃうから、
お姉ちゃんが殺されたの。
優綺ちゃんに………
急にね、家に上がってきて、
包丁でお姉ちゃんを刺したの………
だから、今日は倉庫にいけない
優綺ちゃんが怖い』


そういう、留守電メッセージがあった