何処からか、クラッカーを持ちだして
パァーン、と中身が吹き出した

「優綺さん、下っ端同士よろしくお願いします!」

「あ……。敬語やめてくれる?
歳も近いし、同じ下っ端だし、っね?」


すると、皆顔を真っ赤にした

「え、ちょ大丈夫?
もう、酔っちゃったの?」

「優綺さん、違うから大丈夫だよ」

早速、タメ語で喋ってくれて嬉しかった


「でも、“さん”付けもやめて欲しいなぁ」

「それはダメ。誓優さんに殺されるから」