「えーマジでお金くれんの??」
「写真だけ??」
「当たり前じゃん!」
「じゃあそこの階段上ってくれる??」
中学生はオヤジと一緒に去って行った……。
ぜってー怪しいのにな?
まぁ付いていって何かされそうになったら殴ってやってもいいけど。
なんてな。
こんな地元で姫奈が暴れたら誰に見られるかわかんねーし。
母親に似て可愛く生まれてしまったのは和樹の為には良かったんだろうけど……オンナらしくしなきゃなんないのが面倒な俺がいて。
かといって、今更サバサバしてるキャラになんて変えれねーよな。
なんか……ストレス!?
最近の俺はどうやらやけに暴れたいらしい。
考えているうちに、俺でも買えるお手頃価格で人気!
若者のカリスマ的なアクセ屋に到着した。



