こんなに一日が早いなんて……。
みんなで食った夕飯も…レクリエーションも……記憶になんて残らない。
夜に……ちょっと期待しちゃったりして!
和樹が俺の彼女だったら……迷わず抱きしめて……そっから先は自主規制だけど。
ただしそれは俺は、の話で……姫奈は大人しいお姫様、な訳で?
和樹は……姫奈の突然の言葉をどう受け止めるのか。
なんだか悔しかった。
俺だけ外から見ているような気がして、俺の恋なのに。
女に生まれたのに受け入れられない俺は恋をする権利もないのか?
自分で自分に嫉妬するなんて本当にバカだよな?
それでも姫奈も和樹も俺のモノなんだ。



