「遊園地かぁ。行きたい!!!」 っておい、香織かよ。 うっかりテンションの上がった俺が叫んだのかと思ったし……危ない危ない。 「…………」 目の前には和樹と香織の期待に満ちた目。 「遊園地……でいいよ?」 「よっしゃ!!」 「やったぁ!!!」 おいおい、かわいーじゃねぇかお前達。 なんてな。実は俺も遊園地は嫌いじゃなかったり。