オトコなのにオンナ……なのにオトコ!?




「ちょっとこっち向いて?」



「次はこっち!!」



「ってどうしたの??和樹??」



今日はやたらと……俺の顔をこねくり回す和樹がいる。



「ん~やっぱり違うよな?」



「だから、どうしたのってば!!」



今日の和樹はなんだか変だ。



ちゅっ。



俺からキスしてんのに……微妙な反応だし。



「なぁ……姫奈ってバンド好きじゃん。ルフィって、聞いたことある!?」



…………はい!?



「Ruvieじゃなくて??」



「違う、ルフィ」



「ってか和樹がバンドに興味示すなんて珍しいじゃん?どうしたの??」



おいで、と足の間に後ろから抱っこされて体を預けながら聞いてみる。



「昨日……用事あるって言ったろ?」



「うん♪」



和樹の太い腕に頬ずりしながら答える。




「元サッカー部の先輩がバンド組んでてライブやるって言うから見に行ったんだ。そしたら違うバンド……それがルフィって言ってたんだけど、のボーカルがなんか姫奈っぽくてさ」