オトコなのにオンナ……なのにオトコ!?




「ルフィさん、お願いします。」



「はい!!」



「今日告知忘れんなよ?11月にCD発売だからな?」



「わかってるって!」



「ホントかぁ~?テンパって飛ばすんじゃねーぞ??」



「ルフィにとって初の大きなイベントだからな気合入れていくぜっ!!」



「おぅ!!」



なんて余裕かましたけど……うわ、マジで会場広い!!!



もちろん俺達を見に来たんじゃないのは分かってるけど。樹で、ルフィで、魅了してやるんだ。



俺達は……もっともっと大きくなる!!



今日はあの思い出の日のライブと一緒の曲順。



社長たっての希望だったりする。



まぁそれ以前に、これまでみたいな小さなイベントじゃ2曲ぐらいの枠しかもらえてねーからやりよーがなかったんだけど。



こんな俺達を気に入ってくれた社長の為に。



樹を認めてくれたメンバーの為に。



デビュー曲「as」を生んでくれたアズに。



俺は歌う。




照明が一気に明るくなり……俺は舞台へ走った。