「姫奈♪」
「なぁに~和樹♪」
学校が終わってルフィの活動が無い日は和樹の部屋でまったり過ごす。
アズが見たら「まだゆうてへんの?」なんて言われるんだろうけど……。
こうやって二人でくっついてるのが心地いいんだ。
「足マッサーして!!」
「いいよ~」
「固過ぎ!!!」
「どこが??」
「もぅバカっっ」
最近和樹の足は練習のし過ぎでパンパンに腫れている。
「無理しちゃダメだよ?」
「だって姫奈にカッコいいとこ見せたいし!!」
ちゅっ。
そして腕の中にすっぽりとおさまる。
「姫奈……愛してるよ」
やっぱり……この関係を手放す勇気はねーよ。
なんたって幸せだし。
このまま隠せるって……俺は思ってたんだ。
一生……姫奈と樹は出会わないって思ってた。



