連れてこられたのは小さな落ち着いた雰囲気のレストラン。
「あれ?珍しいやん。アズミちゃんが来てくれるなんて!!」
「別に来たくて来た訳じゃ……あ、姫奈この人がおかんのダンナ」
えっと……それはお父さんでは無いのでしょうか??
なにやら厨房から大きな声が聞こえてくる。汚い言葉らしく聞き取れない。
「やばっ。また鍋焦がしてもうた!!姫奈ちゃんまたな~」
ドタバタと去っていく「アズのおかんのダンナ?」
「これから説明するわ、姫奈んち行ってもいい??」
別にいいけど……
とりあえず、何がなんだか俺の頭じゃ理解不能です。



