ここまでしてもギフトを見て見たいなんて、どうかしてる。


あたしはため息を吐き出して翔真を見た。


お母さんには怒られるかもしれないけれど、このままほっておくわけにもいかない。


それに、ついさっきまで1人でギフトを受け取ることに不安を感じていたところだ。


「家に入りなよ……」


仕方なく、あたしはそう言ったのだった。