日の光が反射して、水面がキラキラと光る。



そんな中で、そーちゃんと小麦は楽しそうにじゃれ合う。



二人とも、輝きすぎて、なんだか別世界の人たちみたい。



「夏葉」



ビクッ


気付くと流星君に腕を掴まれていた。



「俺たちも遊ぼ」



「そーだね」



きっと、気を使ってくれたんだ。



優しいな。



流星君とその場に座り込んで、



砂の山を作る。



そこに棒を立てて、どんどん砂を取っていく。



棒を倒したら負け。



という、小学生のときによくやった遊びを始めた。