七夕と幼なじみと恋*








しばらくして………


「はい、合格。もう帰っていいぞー。」



やっと追試が終わった頃には


あたりは真っ暗になっていた。




とぼとぼと廊下を歩いていると




下駄箱で




見覚えのある




いや、ありすぎる


影が



見えた。