青空の下月夜に舞う 2


それから。


優しくされながらも、強引な雄大に段々ついていけない気持ちが大きくなる。



帰り道も。
楽しいけど、楽しくない。


「この家には俺以外、麻衣の味方なんていないね」


お母さんに冷たい言葉を言われると、必ず言われる様になった。


お父さんとお母さんが、二人で出掛けた日。

雄大と肌を重ねる事が当たり前になっていて、その日も当然そうなんだろうと、思っていたけど。


「俺出掛けるから、麻衣戸締まりちゃんとして寝ろよ」

「わかった……」




――雄大の言葉に。
少し安心している自分も居た。