『いったい何のつもりだい?まさか、負けでも認めると?』
「負けは認めない、俺は話しがあるんだ」
『ん?』
「お前に、俺の命をくれてやる、だから凛と雫夏を離せ!」
「凛空……」
初めて雫夏先輩の名前を呼んだ。
『お前の命をかぃ?』
「あぁ」
『よしわ分かった』
「きゃっ!」
鬼女は、私を突き放すと凛空のところへと歩いていく。
『お前の力は、あの小娘より強いからねぇ、お前の心臓を食べれば、私はもっと強くなれる』
「しかし、ただではくれてやらない。先に雫夏を返せ」
『わかったよ。この女は、ただの嫉妬の固まりに過ぎないからねぇ』
鬼女は、手の平に雫夏先輩の魂を出すと、それを床に向かって放った。
『これで、女のところに魂は戻った。これで目覚める保証はしないけどさ』
「別にいいさ」
「駄目だよ!凛空っ!」
私は、凛空に呼びかける。
「鬼女なんかに命なんてあげないで!」
「お前を助けるには、これが一番なんだ」
私は、斬撃符を取り出し鬼女に向かって放った。
『無駄な抵抗だよ』
鬼女に向かった斬撃符は、力を失ったようにその場にひらひらと落ちた。
「な、なんで?!」
『そんなの知らないさ、それはもうお前の力がないってことじゃないのかい?』
確かに、玄武を召喚するには騰蛇以上の体力と力を使う。
「負けは認めない、俺は話しがあるんだ」
『ん?』
「お前に、俺の命をくれてやる、だから凛と雫夏を離せ!」
「凛空……」
初めて雫夏先輩の名前を呼んだ。
『お前の命をかぃ?』
「あぁ」
『よしわ分かった』
「きゃっ!」
鬼女は、私を突き放すと凛空のところへと歩いていく。
『お前の力は、あの小娘より強いからねぇ、お前の心臓を食べれば、私はもっと強くなれる』
「しかし、ただではくれてやらない。先に雫夏を返せ」
『わかったよ。この女は、ただの嫉妬の固まりに過ぎないからねぇ』
鬼女は、手の平に雫夏先輩の魂を出すと、それを床に向かって放った。
『これで、女のところに魂は戻った。これで目覚める保証はしないけどさ』
「別にいいさ」
「駄目だよ!凛空っ!」
私は、凛空に呼びかける。
「鬼女なんかに命なんてあげないで!」
「お前を助けるには、これが一番なんだ」
私は、斬撃符を取り出し鬼女に向かって放った。
『無駄な抵抗だよ』
鬼女に向かった斬撃符は、力を失ったようにその場にひらひらと落ちた。
「な、なんで?!」
『そんなの知らないさ、それはもうお前の力がないってことじゃないのかい?』
確かに、玄武を召喚するには騰蛇以上の体力と力を使う。



