輪廻転生 絆が繋ぐ運命の転生 上

『この御守りは、母さんが俺の身を案じて、持たせてくれたものだって、親父は言っていた』

「そ、れは……」

御守りを見上げる凛音の瞳に、涙が浮かんだ。

「あの御守りは、確か……」

騰蛇が凛音の体が冷えないようにと、炎の力を込めて渡した物だ。

それは、凛音と空の息子である、天に引き継がれたはずだ。

「ま、さか……、あなたは、天なの?」

『はあ?天って、誰だよ?俺と誰かと勘違いしているのか?』