輪廻転生 絆が繋ぐ運命の転生 上

夜は、嘘の話をぬらりひょんに聞かされて信じている。

なぜ、夜に嘘をつく必要があるんだ?

『ちゃんと聞いてたか凛?お前のことを言ったんだけどさ』

「凛…?」

俺は、凛の様子がおかしいことに気がついた。

「…だ」

『なに?聞こえないんだけど』

「そんなの、嘘だ!」

凛の叫び声と共に、凛の額に五芒星が浮き上がった。

「ま、また!」

「やばいよ、凛空!前よりも、力が漏れ出てる!」

「くっ…!」

『やっと、お目覚めか凛音』

凛の体を借りた凛音?が、ゆっくりと立ち上がる。

「その話し、本当にぬらりひょんから聞いたのか?」

『親父が、嘘を言うわけないだろ?』

「違う。ぬらりひょんは、嘘を言っている」

『はぁ?』

凛音は、夜に手をかざすと、白い鎖で夜の体を縛り付けた。

『おわっ?!』

「あの闘いで、姉様を殺したのは自分だと、ぬらりひょんは、確かにそう言っていた!」

『お前なんかの話しを、誰が信じるかよ!』

夜は、体に巻き付く鎖を、黒い炎で消し去った。

『なんで、親父がわざわざ、母さんを殺さないといけないんだよ?』

夜は、首からさげていた御守りを、凛音に見せる。

その御守りをみた凛音は、目を見開いた。