【騰蛇】
「ふぅ…」
朱雀が、あっちから還ってきた。
「よぉ朱雀」
「どうも…、騰蛇さん」
「久しぶりだな」
「そうですね」
相変わらず感情を面にださないな。
「お前のことは、太陰から聞いた」
「そうですか」
「それと、俺になにか話があるのか?」
俺がそう言うと、朱雀は少しだけ距離をとった。
「ど、どうした?」
何かまずいことでも言ったか?
朱雀は、口元でぶつぶつ何かを言っていた。
(な、なんなんだ?)
「あ、あの!」
朱雀は、俺を見てきて言った。
「俺に、炎の使い方を教えてください」
「…は?」
炎の使い方を教えてください?
それ、今更か?
「俺が教えなくとも、お前は自分で炎操れるだろ?」
「そうですけど…」
朱雀は、俺の前まで来て座る。
「確かに僕は、炎を操ることは出来ます。けど、騰蛇さんみたいには操れない」
「朱雀の場合、鎌に炎を纏わせて闘うんだもんな」
「はい。僕は騰蛇さんみたいに単体に炎を出すことが出来ません。僕の場合、自分が触れているところでないと、炎を出せません」
朱雀が闘っているところは、あまり見たことないが、前に鬼女と闘っていた時、指を鳴らして炎を出していた。
「なぁ朱雀、お前は指を鳴らさないと炎を出せないのか?」
「そんなことないですよ」
朱雀は、手のひらに炎を出す。
「指を鳴らすのは、タイミングがいいからなんです」
「タイミング?」
「こうやって炎を出すことは出来る。だけど、力のバランスを取ることが、まだあまり出来てなくて」
「なるほどな…」
だから、指を鳴らしていたのか。
鎌に炎を纏わせるのは、手を伝って炎を纏わせているのだろう。
「なるほど、ならまず炎の力バランスから始めないとな」
「でも、やり方が分からなくて」
「……」
視線を下に向ける朱雀に、俺は決心した。
「なら、俺が見てやる」
「え?いいんですか!」
「あぁ、だが俺の修行は厳しいぞ」
「そんなの、覚悟の上です!」
「よし、じゃあさっそく始めるか」
「ふぅ…」
朱雀が、あっちから還ってきた。
「よぉ朱雀」
「どうも…、騰蛇さん」
「久しぶりだな」
「そうですね」
相変わらず感情を面にださないな。
「お前のことは、太陰から聞いた」
「そうですか」
「それと、俺になにか話があるのか?」
俺がそう言うと、朱雀は少しだけ距離をとった。
「ど、どうした?」
何かまずいことでも言ったか?
朱雀は、口元でぶつぶつ何かを言っていた。
(な、なんなんだ?)
「あ、あの!」
朱雀は、俺を見てきて言った。
「俺に、炎の使い方を教えてください」
「…は?」
炎の使い方を教えてください?
それ、今更か?
「俺が教えなくとも、お前は自分で炎操れるだろ?」
「そうですけど…」
朱雀は、俺の前まで来て座る。
「確かに僕は、炎を操ることは出来ます。けど、騰蛇さんみたいには操れない」
「朱雀の場合、鎌に炎を纏わせて闘うんだもんな」
「はい。僕は騰蛇さんみたいに単体に炎を出すことが出来ません。僕の場合、自分が触れているところでないと、炎を出せません」
朱雀が闘っているところは、あまり見たことないが、前に鬼女と闘っていた時、指を鳴らして炎を出していた。
「なぁ朱雀、お前は指を鳴らさないと炎を出せないのか?」
「そんなことないですよ」
朱雀は、手のひらに炎を出す。
「指を鳴らすのは、タイミングがいいからなんです」
「タイミング?」
「こうやって炎を出すことは出来る。だけど、力のバランスを取ることが、まだあまり出来てなくて」
「なるほどな…」
だから、指を鳴らしていたのか。
鎌に炎を纏わせるのは、手を伝って炎を纏わせているのだろう。
「なるほど、ならまず炎の力バランスから始めないとな」
「でも、やり方が分からなくて」
「……」
視線を下に向ける朱雀に、俺は決心した。
「なら、俺が見てやる」
「え?いいんですか!」
「あぁ、だが俺の修行は厳しいぞ」
「そんなの、覚悟の上です!」
「よし、じゃあさっそく始めるか」



