「でも、私ならするかな。だって、他の人に取られたくないし」
「他の人に……」
そんなこと考えたことなかった。
そっか、凛空が他の人を好きになったら、私とは一緒に居られないんだ。
そんなの――
「そんなのやだ…」
「やだってなにが?」
「凛空が他の人に取られるなんてやだ!」
思わず立ち上がってしまう。
「私、凛空に文化祭の時告白する!」
「おー、急にどうしたか分からないけど、応援してるよ」
「うん!ちょうど凛空に後夜祭空けとけって言われてるし、その時に言うよ!」
「ほほう、凛空先輩も中々やるね」
と姫菜子はにやにやと笑っていた。
「じゃぁ、恋のジンクスを使う時かな」
「砂時計とぬいぐるみだよね?」
「そう、砂時計はいいとして、問題はぬいぐるみだね」
「なんで?」
ぬいぐるみなら何でも良いんじゃないの?
「ぬいぐるみが何でも良いと思ったら大間違い!ぬいぐるみにだってそれぞれ意味があるんだからね」
そ、そうなんだ…、初耳…。
「まぁ、一番は渡す人がどんなぬいぐるみが好きかなんだけどね」
「え……」
「だから、まずは凛空先輩がどんなぬいぐるみが好きか調べなくちゃ」
いやいやいや、凛空がぬいぐるみ好きとか有り得ないから!
そもそも、ぬいぐるみとかに興味なさそうなんだけど!
「他の人に……」
そんなこと考えたことなかった。
そっか、凛空が他の人を好きになったら、私とは一緒に居られないんだ。
そんなの――
「そんなのやだ…」
「やだってなにが?」
「凛空が他の人に取られるなんてやだ!」
思わず立ち上がってしまう。
「私、凛空に文化祭の時告白する!」
「おー、急にどうしたか分からないけど、応援してるよ」
「うん!ちょうど凛空に後夜祭空けとけって言われてるし、その時に言うよ!」
「ほほう、凛空先輩も中々やるね」
と姫菜子はにやにやと笑っていた。
「じゃぁ、恋のジンクスを使う時かな」
「砂時計とぬいぐるみだよね?」
「そう、砂時計はいいとして、問題はぬいぐるみだね」
「なんで?」
ぬいぐるみなら何でも良いんじゃないの?
「ぬいぐるみが何でも良いと思ったら大間違い!ぬいぐるみにだってそれぞれ意味があるんだからね」
そ、そうなんだ…、初耳…。
「まぁ、一番は渡す人がどんなぬいぐるみが好きかなんだけどね」
「え……」
「だから、まずは凛空先輩がどんなぬいぐるみが好きか調べなくちゃ」
いやいやいや、凛空がぬいぐるみ好きとか有り得ないから!
そもそも、ぬいぐるみとかに興味なさそうなんだけど!



