輪廻転生 絆が繋ぐ運命の転生 上

【凛】

放課後――

文化祭の準備はちゃくちゃくと進んで、私は今姫菜子に付き合わされ、図書館へと来ていた。

「それじゃぁ、単刀直入で質問させてもらうね」

「は、はい…」

「ぶっちゃけ、凛は凛空先輩と達磨くんのどっちが好きなの?」

「え、ええ?!」

と、突然そんなこと聞かれても……。

いや、もう答えは出てるんだけど。

「だ、誰にも言わないでね!」

「はいはい、言いません」

「私、凛空が好きなの……」

「はい!予想通り」

予想通りってなんだー!

「ど、どういうこと?!姫菜子は、最初から私が何て言うか分かっていたの?」

「もちろん。じゃないと、こんなこと聞かないよ」

お、恐るべし……。

「そうなると、達磨くんはしょうがないか……」

「え?」

「何でもない。それで、告白しないの?」

「こ、告白?!」

思わず大きな声声を出してしまった。

「そんなに驚くことないでしょ?好きなんだからさ」

「で、でもいきなり告白とか無理!絶対無理!!てゆか、凛空私のこと恋愛対象として見てくれてないもん!!」

「え、あんた気づいてないの?」

「何が?」

「はぁ…、これだから鈍子ちゃんは」

鈍子ちゃんって……。