そして、男子の方では――
「なぁ凌、ぶっちゃけお前は凛のこと好きなのか?」
「え……?」
「だってさ、お前クラスの女子で下の名前呼ぶの凛だけだろ?」
「そ、そんなことないよ!あれは、凛が下の名前で呼びあおうって言うから……」
「お前、顔真っ赤だぞ」
「え…」
まさか、男子がこんな話をしていたなんて、私は知る由もなかった。
放課後になって、私たちは体育館へとやってきた。
「さぁ!劇の練習をするぞ!」
なんか、先生が異様にやる気出てるんだよね…。
さっきまで何やるか興味なかったのに。
「じゃぁまず、白雪姫の母親のシーンから」
もうすっかり監督気分だ。
姫菜子は、台本を持ちながら喋った。
「鏡よ鏡、この世界で一番美しいのは誰?もちろん、この私(わたくし)ですよね?」
鏡の精役の子が、姿を現す。
「確かに女王様は美しいです。しかし、この世界で一番美しいのは、白雪姫です」
「な、なんですって!」
わぁ凄い、姫菜子完全になりきってる。
「私を差し置いて、白雪姫が一番美しいだなんて……」
ここでナレーションが入り、私の順番が回ってきた。
「まぁ、なんて素敵な花なのかしら」
私は、ぎこちなくも台詞をいいながら花を摘む振りをする。
「蘆屋!そこは、もっと感情を込めて!」
「は、はい!」
まるで本物の監督に怒られた気がして、つい返事をしてしまった。
「なぁ凌、ぶっちゃけお前は凛のこと好きなのか?」
「え……?」
「だってさ、お前クラスの女子で下の名前呼ぶの凛だけだろ?」
「そ、そんなことないよ!あれは、凛が下の名前で呼びあおうって言うから……」
「お前、顔真っ赤だぞ」
「え…」
まさか、男子がこんな話をしていたなんて、私は知る由もなかった。
放課後になって、私たちは体育館へとやってきた。
「さぁ!劇の練習をするぞ!」
なんか、先生が異様にやる気出てるんだよね…。
さっきまで何やるか興味なかったのに。
「じゃぁまず、白雪姫の母親のシーンから」
もうすっかり監督気分だ。
姫菜子は、台本を持ちながら喋った。
「鏡よ鏡、この世界で一番美しいのは誰?もちろん、この私(わたくし)ですよね?」
鏡の精役の子が、姿を現す。
「確かに女王様は美しいです。しかし、この世界で一番美しいのは、白雪姫です」
「な、なんですって!」
わぁ凄い、姫菜子完全になりきってる。
「私を差し置いて、白雪姫が一番美しいだなんて……」
ここでナレーションが入り、私の順番が回ってきた。
「まぁ、なんて素敵な花なのかしら」
私は、ぎこちなくも台詞をいいながら花を摘む振りをする。
「蘆屋!そこは、もっと感情を込めて!」
「は、はい!」
まるで本物の監督に怒られた気がして、つい返事をしてしまった。



