輪廻転生 絆が繋ぐ運命の転生 上

「お前を…、殺す!!!」

刀を構えて、ぬらりひょんに向かっていく。

「はぁぁぁぁぁ!!」

『くっ』

私の意識は、怒りと憎しみに呑まれていった。

『これが、新しい一族の力か…』

私は、懐から符を取り出す。

「斬撃符!」

無数の斬撃が、ぬらりひょんの体を切り刻む。

『くそがっ!』

ぬらりひょんは、刀をひとり振りし、斬撃を切る。

「なぜだ!」

それでも私は、ぬらりひょんに向かっていく。

「なぜ姉様を…、なぜだ!!!」

『…理由など…ない』

ぬらりひょんは、私の攻撃を避けて、私の後に回る。

「しまっ…!」

『これで、終わりだ!』

その時、騰蛇の炎の蛇がぬらりひょんへと向かってきた。

『ちっ…』

ぬらりひょんは、炎の蛇を切り捨てる。

私は、その時の一瞬を見逃さなかった。

「はぁぁ!」

しかし、ぬらりひょんは私の刀を避ける。

『このっ…!』

ぬらりひょんの頬から血が流れる。

「凛音様…」

「くそ、空は何をしている!」

私は、再び刀を構えて、ぬらりひょんへと向かっていった。