輪廻転生 絆が繋ぐ運命の転生 上

私は、騰蛇の傍に駆け寄る。

「馬鹿!来るな!」

「騰蛇は、死なせない!」

私は、結界の符を取り出す。

「結界!!」

結界が私たちを囲む。

『そんなもので、防げるわけないだろ!!』

雷撃が結界に直撃する。

「くっ!」

「凛音!」

「騰蛇は、わたしが守る!!」

死なせない、騰蛇も誰も。

死なせたくない!!!

その時、私の中で何かが切れた感じがした。

「えっ…」

そこで、私の意識が飛んだ。

だけど、体は勝手に動く。

結界にはヒビが入り、結界は粉々に砕け散る。

でも、その一瞬私は騰蛇の手を掴んでぬらりひょんから離れた。

「いって…」

騰蛇は、思いっきりお尻を打つ。

「いってぇなぁ凛音…」

騰蛇は、私を見上げる。

だけど、私は気にせずぬらりひょんに向かっていく。

「…なんだ…。あれは―――」

何で体が勝手に動くの…。