輪廻転生 絆が繋ぐ運命の転生 上

「お前達の目的はなんだ!」

「そんなの、たったの一つだ」

じい様は、俺の近くまで来て俺の目線に合わせてしゃがみこむ。

「さっきも言っただろ。私は、妖を全滅させると。その為に、お前の息子を使わせてもらう」

「なっ!」

やっぱり、そういうことか。

じい様は、この先の戦いで天を戦いの道具に使うつもりなんだ。

「まさか、ここまで上手く行くとは思ってなかったよ」

「そうですね」

勾陣は、冷たくそう言い放つ。

「天と凛音に手を出してみろ、俺はお前たちを殺す」

「そんな姿で何が出来るのですか?」

「そうだ。それに私が何もせずとも凛音は時期に死ぬ」

「は…?」

まさか、予知夢のことを。

「予知夢を見れるのがお前だけだと思うな。私は、自由に予知夢を見れるのだ」

「それを知ってて、凛音に妖怪大戦に参加させるのか…」

「何を言っているのだ空」

じい様は、立ち上がり俺を見下ろす。

「妖怪大戦なら、もう始まっている」

俺は、その言葉に目を見開いた。