【凛音】
「空が倒れた?!!」
「はい、太陰から聞きました。青龍と戦ったときに、符と力を使いすぎていたと」
私は、貴人から話を聞き、いてもたっても居られず、空のところへ行こうとする。
「待ってください、凛音様」
「だって、空が!」
空が死んじゃう―――。
「あいつなら大丈夫だ」
「騰蛇…」
騰蛇は、何処かへ行っていたのか、空から降りてきた。
「何で大丈夫なんて言えるの?!だって空は――!!」
「あいつが死ぬような男じゃないくらい、お前が一番知ってんだろ」
「それは…」
それはそうだけど…。
でも、空の様子が心配だよ…。
「俺が大丈夫だって言ってるんだ。信じろよ」
「……分かった」
私は、座り直し空がくれたかんざしを見る。
(空…)
騰蛇と貴人は、顔を見合わせて元の符に戻った。
大丈夫だよね空なら。
空は、死んだりしないよね…。
「入るぞ凛音」
秦は、障子を開けると部屋の中へと入ってきた。
「どうしたの?」
「いや、空のこと聞いたのかと思ってさ」
「うん、貴人と騰蛇から聞いた」
秦は、私の近くであぐらをかいて座る。
「行かなくていいのか?」
「うん、空なら大丈夫だと信じてるから」
私は、震える手に力を込めた。
「ならいいけど、平気そうには見えないな」
「…そう見えるか?」
「あぁ、そう見える」
秦は、私の頬に手を当てる。
「秦?」
「そんな辛そうな顔をして、信じてるなんて言えるのかよ?」
「…だって…」
だって、私は空には会えない。
空とは、秘密で会っていたけど、表では二度と会わないことになっている。
「お前たちの間に何があったのかは知らない。だけど、会いたかったら会いに行けよ」
秦の言葉で、私の体は動いた。
「秦…、私…」
秦は、私の唇に手を押さえる。
「そこから先は聞くな」
私は、部屋を飛び出して空の元へと向かった。
「あーあ、何で行かせたんだろ」
秦は、空を見上げる。
「だけどな空、お前が凛音を泣かせたら、俺があいつを貰うぞ」
「空が倒れた?!!」
「はい、太陰から聞きました。青龍と戦ったときに、符と力を使いすぎていたと」
私は、貴人から話を聞き、いてもたっても居られず、空のところへ行こうとする。
「待ってください、凛音様」
「だって、空が!」
空が死んじゃう―――。
「あいつなら大丈夫だ」
「騰蛇…」
騰蛇は、何処かへ行っていたのか、空から降りてきた。
「何で大丈夫なんて言えるの?!だって空は――!!」
「あいつが死ぬような男じゃないくらい、お前が一番知ってんだろ」
「それは…」
それはそうだけど…。
でも、空の様子が心配だよ…。
「俺が大丈夫だって言ってるんだ。信じろよ」
「……分かった」
私は、座り直し空がくれたかんざしを見る。
(空…)
騰蛇と貴人は、顔を見合わせて元の符に戻った。
大丈夫だよね空なら。
空は、死んだりしないよね…。
「入るぞ凛音」
秦は、障子を開けると部屋の中へと入ってきた。
「どうしたの?」
「いや、空のこと聞いたのかと思ってさ」
「うん、貴人と騰蛇から聞いた」
秦は、私の近くであぐらをかいて座る。
「行かなくていいのか?」
「うん、空なら大丈夫だと信じてるから」
私は、震える手に力を込めた。
「ならいいけど、平気そうには見えないな」
「…そう見えるか?」
「あぁ、そう見える」
秦は、私の頬に手を当てる。
「秦?」
「そんな辛そうな顔をして、信じてるなんて言えるのかよ?」
「…だって…」
だって、私は空には会えない。
空とは、秘密で会っていたけど、表では二度と会わないことになっている。
「お前たちの間に何があったのかは知らない。だけど、会いたかったら会いに行けよ」
秦の言葉で、私の体は動いた。
「秦…、私…」
秦は、私の唇に手を押さえる。
「そこから先は聞くな」
私は、部屋を飛び出して空の元へと向かった。
「あーあ、何で行かせたんだろ」
秦は、空を見上げる。
「だけどな空、お前が凛音を泣かせたら、俺があいつを貰うぞ」



