輪廻転生 絆が繋ぐ運命の転生 上

「いざって時が、今だろ!」

体から痛みが取れるのを感じ、俺は青龍に向かっていく。

「クソガキ?!」

『なぜ、動ける?!』

俺は、村雨を青龍に振りおろす。

『ちっ!』

村雨は、青龍の肩を軽く切る。

青龍は、一度後ろへと飛ぶ。

「無茶すんじゃねぇ、クソガキ!」

「悪いが騰蛇、これは俺がやるべきことだ。あいつは、俺が倒さないといけなんだ」

騰蛇は、俺をじっと見ると刀をしまった。

「なら、見せてみろよお前の力。だが、危なくなったら俺が殺る」

「ありがとう」

俺は、懐から符を一枚取り出す。

『十二天将の符か…』

その符には、『青龍』という名前だけ書かれていた。

「お前を、必ず青龍と呼ぶ!」

俺は、青龍に向かっていく。

(これが、安倍空…)

青龍も向かってきて、刀がぶつかる。

(これが安倍空という男…)

「うぉぉぉ!」

『!』

俺は、青龍の一瞬の隙が見えた。

「そこだぁ!!」

(この男になら…)

俺は、青龍の額に符を押し当たる。