輪廻転生 絆が繋ぐ運命の転生 上

「騰蛇と同じくらいの力の強さか」

俺は、符を取りだし叫ぶ。

「結界!!」

符は、光を放つと、俺の身を守るための空間を作った。

『そんなもので、防げるか!』

青龍の合図と共に、水流は俺に向かってくる。

「させるか!」

朱雀が鎌で水龍を切り裂いたが、水龍はすぐに元の形へと戻る。

「な、なに!」

『お前らじゃ無理だ』

水龍は、大きく口を開くと、結界にかぶりついた。

「くっ…」

予想以上の力だった。

俺の体には、まだ毒の侵食するときの痛さが残っていて、結界にはひひが入った。

「空様!!」

太陰が俺のところに来ようとしたが、青龍がそれを止める。

『お前が行っても無駄だ』

「どいてよ、私にとって空様は命の恩人なんだから!!」

『それでも、無理だ』

青龍は、見えない斬撃で太陰を押し返す。

「きゃぁぁ!」

「太陰!」

朱雀が太陰を受け止める。

結界のひびが全体に行き渡ったとき、結界は粉々に砕け飛び符は消えた。