輪廻転生 絆が繋ぐ運命の転生 上

『……』

青龍は、刀を下ろすと後ろに下がる。

『お前を見逃すのは、これでニ度目だ。次はないと思え』

青龍は、体を俺に向けると、俺に向かってくる。

「見逃すって、どういうこと?」

『あの、ありがとうございます』

「いいよ、それより早く行って」

『は、はい!』

太陰は、水晶玉を取り出し、風の竜巻を青龍に放つ。

しかし、青龍は簡単にそれを避ける。

「やっぱり、一人じゃきついか…」

俺は、二枚の符を取り出す。

「我の名に従いその姿を現せ、十二天将の一人朱雀、玄武」

二人は、俺の隣に姿を現す。


そして、再び俺の体に激痛が走る。

「くそ…っ」

「空、大丈夫か?」

「あぁ、それより青龍を頼む」

二人は頷き、太陰の加勢に入る。

俺は、息を整えながら青龍に向かっていく。

「はぁぁぁぁ!」

村雨を青龍にふりおろす。

『お前の力は、その程度か』

青龍は、村雨を避けると、頭上に向けて、水の力で水龍を作り出す。

「な、なんだ、この力は…」

俺は、苦笑いで青龍を見る。