輪廻転生 絆が繋ぐ運命の転生 上

「空様は、いつも優しく頭を撫でてくださる。だけど、それ以上のことは、あの人だけなんですよね?」

菊夜と別れ、俺は青龍が住むという湖に向かう。

ここからは、遠くの距離にあるが、五日もすれば着く。

「五日も歩くとなると、流石にきついな」

だが、帰ることなんてしない。

青龍を仲間をするまではな。

山道を抜け、村を通り、俺は歩き続けた。

「一人旅ってのも、悪くないか」

こんな遠出をしたことは、あまりなかったから、見るもの全てが新鮮に感じられる。

しばらく休憩したあと、俺は村である噂を聞いた。

銀色の髪を持つ男が、一夜にしてある貴族を皆殺しにしたと。

それはきっと、青龍に間違いないだろう。

だけど、何で貴族を殺したんだ?

ぬらりひょんの命令か?

「気になりますか?空様」

「少しな、だけどそれより青龍のところに向かうのが最優先だ」

「そうですね」

俺は、あまりその噂を気にしなかった。

貴族が殺されたところで、俺には関係ない。

俺は、貴族の連中が嫌いだからな。

それから、歩き続けて三日が経ったとき、俺は変な夢を見た。

それは、妖怪大戦が起きていて、凛音とぬらりひょんが戦っていた。