「このかんざしは?」
「空様から、お話を聞いたことがあります。そのかんざしは随分と前に買われたものだそうです。だけど、凛音に渡す機会がなく、こうして今──」
私は、かんざしを髪に当ててみる。
「綺麗なかんざしだ」
このかんざしを買うときの空の顔が浮かんで、私は微笑む。
「では凛音、着付けをしますので、後で私の部屋に来てくださいね」
「はい、分かりました」
私は、もう一度かんざしを自分の髪に当てた。
「空様から、お話を聞いたことがあります。そのかんざしは随分と前に買われたものだそうです。だけど、凛音に渡す機会がなく、こうして今──」
私は、かんざしを髪に当ててみる。
「綺麗なかんざしだ」
このかんざしを買うときの空の顔が浮かんで、私は微笑む。
「では凛音、着付けをしますので、後で私の部屋に来てくださいね」
「はい、分かりました」
私は、もう一度かんざしを自分の髪に当てた。



