【空】
「いたたた!痛いって勾陳!」
「静かにしてください、ただ布を巻いているだけなんですから」
「つっても、痛いもんは痛いんだよ!」
俺は、勾陳に体に布を巻かれている。
だけど、ものすごく布を引っ張ってくるから、腹がつりそうだし痛い。
何日かに一度これが待っているとなると、正直きつい。
「はい、終わりました」
「はぁ、やっとか」
俺は、起き上がり着物を着て、書物を手に持つ。
「そういえば、お聞きになりましたか?」
「なにを?」
「凛音様が祝言をあげることを」
俺は、勾陳からそんな事を言われるなんて思っていなかったから、持っていた書物を落としそうになった。
でも、ここで知っている素振りなんて見せる訳にはいかない。
「そ、そうなのか。初耳だ」
「そうですか、てっきり凛音様から聞いていると思っていました」
「俺は、あいつとは会えないんだぞ?式文は送っているが、そこまでの事を凛音は書かない」
「そうですか」
昨日言われたことだけど、あいつが祝言をあげるのをあんなに嫌がっていたなんて思っていなかった。
「それでは、凛音様に何か伝えることはありますか?」
「いや、特にない」
「そうですか、では私は戻りますね」
勾陳は、もとの符に戻ると俺の部屋から飛んで出て行った。
「いたたた!痛いって勾陳!」
「静かにしてください、ただ布を巻いているだけなんですから」
「つっても、痛いもんは痛いんだよ!」
俺は、勾陳に体に布を巻かれている。
だけど、ものすごく布を引っ張ってくるから、腹がつりそうだし痛い。
何日かに一度これが待っているとなると、正直きつい。
「はい、終わりました」
「はぁ、やっとか」
俺は、起き上がり着物を着て、書物を手に持つ。
「そういえば、お聞きになりましたか?」
「なにを?」
「凛音様が祝言をあげることを」
俺は、勾陳からそんな事を言われるなんて思っていなかったから、持っていた書物を落としそうになった。
でも、ここで知っている素振りなんて見せる訳にはいかない。
「そ、そうなのか。初耳だ」
「そうですか、てっきり凛音様から聞いていると思っていました」
「俺は、あいつとは会えないんだぞ?式文は送っているが、そこまでの事を凛音は書かない」
「そうですか」
昨日言われたことだけど、あいつが祝言をあげるのをあんなに嫌がっていたなんて思っていなかった。
「それでは、凛音様に何か伝えることはありますか?」
「いや、特にない」
「そうですか、では私は戻りますね」
勾陳は、もとの符に戻ると俺の部屋から飛んで出て行った。



