【凛音】
空の名前なんて呟いても何にもならない。
しっかりしろ私!
空は、ここには居ないんだから。
「別に、一人で抱え込まなくてもいいだろ」
「えっ?!」
私は、振り返り目の前にいる人物を見て目を見開く。
目の前にいたのは、布さん?ではなく。
「空?」
空だった。
何で空がここに居るの?
だって、空は私に会えないはずなのに、何でこんなところに。
「さっきはごめん。言い過ぎた」
「え……?」
「お前の左目のこと。そのことは、お前が一番よく知っているのに」
「……本当に空?」
「そうだよ!」
「布さんじゃなくて?」
「だから、俺は空だ!」
空が目の前に居るは、本当のこと。
布さんじゃなくて、本物の空。
「で、でも空は、私に会えないんじゃ!」
「仕方ないだろ、お前がここに居るなんて思わなかったんだからさ」
あ、だからさっき……。
「まだ、俺が空だと信じないんなら」
「んっ!」
私は、空に腕を捕まれ引っ張られると、空は私の唇を奪った。
空の名前なんて呟いても何にもならない。
しっかりしろ私!
空は、ここには居ないんだから。
「別に、一人で抱え込まなくてもいいだろ」
「えっ?!」
私は、振り返り目の前にいる人物を見て目を見開く。
目の前にいたのは、布さん?ではなく。
「空?」
空だった。
何で空がここに居るの?
だって、空は私に会えないはずなのに、何でこんなところに。
「さっきはごめん。言い過ぎた」
「え……?」
「お前の左目のこと。そのことは、お前が一番よく知っているのに」
「……本当に空?」
「そうだよ!」
「布さんじゃなくて?」
「だから、俺は空だ!」
空が目の前に居るは、本当のこと。
布さんじゃなくて、本物の空。
「で、でも空は、私に会えないんじゃ!」
「仕方ないだろ、お前がここに居るなんて思わなかったんだからさ」
あ、だからさっき……。
「まだ、俺が空だと信じないんなら」
「んっ!」
私は、空に腕を捕まれ引っ張られると、空は私の唇を奪った。



