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いつか私が
嫌われていることを打ち明けたとき。


女嫌いで普段口数が少ない湊斗くんが
真剣に話を聞いてくれて。慰めてくれた。







「だから嫌なんだよ、女って。

顔がよけりゃ、すぐ寄って来もする。
中身を見て欲しくても見てもらえない。

俺もお前と同じ。
この顔が大ッ嫌いだ。


でもさ。
顔を否定すれば親に申し訳ねぇじゃん。

女嫌いだけど。
お前は顔だけで好きって言ってこなかった。


だからお前も、周りなんか気にすんな


いつか、顔だけじゃなくて
お前の全て、好きになってくれるやつくらい現れる」