「真吾〜ご飯よ〜。」


一階からママの声がして、途中だったゲームをストップしてリビングに下りていく。


おいしい匂いのするテーブルの上には、ママが作った晩ごはんが並んでる。


お腹は減ってなかったのに、お腹の虫がぐぐぅ〜と鳴った。


「ただいま。」


玄関の方からパパの声がして、ママがこっちを見てないすきに、短いウィンナーをお口の中にしまいこんだ。