トラックから下りると、土のにおいや青々としてる木のにおいが、辺りいっぱいにひろがっていた。
薄いや濃いの差はあっても、見渡すかぎりみどり色。
足下は茶色。顔を上げればお星様でも見えそうなぐらい、澄み切った水色の空。
お腹がいっぱいになるほど、大きく空気を吸い込んだ。
味なんてするはずないのに、おいしく感じたのはなんでだろう?
先に歩いていったパパとおじさんの後ろを、首からぶら下げた虫かごをしっかりと掴んでついていく。
薄いや濃いの差はあっても、見渡すかぎりみどり色。
足下は茶色。顔を上げればお星様でも見えそうなぐらい、澄み切った水色の空。
お腹がいっぱいになるほど、大きく空気を吸い込んだ。
味なんてするはずないのに、おいしく感じたのはなんでだろう?
先に歩いていったパパとおじさんの後ろを、首からぶら下げた虫かごをしっかりと掴んでついていく。


