後ろに木材をのせたトラックは、僕とパパとおじさんが三人ならんで座れた。


お爺ちゃん家を出て、鼻歌を歌っているおじさんの運転で、あかい橋の上を過ぎる。


「なぁ武志、この川ってコンクリだったっけ?」


「…一昨年くらいにな、両脇をコンクリで整備したんだよ。」


僕ん家のちかくにある川とおんなじだ。


でも、ながれてる水の透明さはぜんぜんちがう。