君と私の距離


しばらくして泣き止み、
ベンチで一人で座りながら空を見ていると、
薬品の強い匂いが鼻をかすめた

そして、ゆっくりと薄れていく意識
何も見えなくなる。

だけど、

最後に聞こえた、

「優梨!」


焦った愛しい人の、声が聞こえた。