「だけどね、あのメール来たときから、諦め、よう、と、したんだよ?…ヒッグ
だけどね、諦めら、れなかった。
そんなとき、ゆ、うやに、であった、の、」

それから全部話した。

いっちゃんのアイコンとホームを見て辛かったこと。

繁華街で見てしまった光景のこと。

全部、全部話した。

辛くて辛くて、悲し涙だったはずの涙が、

いっちゃんの胸元を見た瞬間、

嬉し涙に変わったんだ。