「苺花、安達くんと修学旅行来れてすっごい嬉しい!」
やっぱ誘って良かったな、来てくれてよかったな~。
って気持ちで、安達くんを見れば、
「そーかよ」とそっけない対応。
でも知ってるもん、それは照れ隠しだよね。
伏見稲荷の階段は思っていたよりも凄く疲れて、ハードな運動。
着物を着た苺花にはとても無理で、しんどそうにしていたら、安達くんも立ち止まって、「ここまででいいか」とつぶやいた。
休憩所で、わらび餅を食べる。
京都で食べる抹茶のわらび餅は格別です!
「ガキか」
呆れたようにそう言って、手が伸びてきたかと思えば、
親指で苺花の口元に優しく触れる。
少しだけ目を細めた安達くんの表情に、苺花は少しドキドキした。



