苺花は、いおちゃんの着物の色を横目に、ひとりで明るい色のかかったコーナーへと向かう。
あーゆうの、似合うようになりたいけど、苺花には似合わないもんね…。
ちょっと残念。
いつか大人っぽいの着れるようになるかなあ。
なんて考えつつ、今の苺花に似合うであろうピンク色の着物を眺める。
「わあ、、、可愛い、、、」
純粋に可愛いと思ってしまうあたりがやっぱりまだまだ子供なのかな。
「あー!苺花ちゃんここにいた!」
「苺花ちゃんは、やっぱりピンク?」
「私もピンクがいいかなあって思ってた!」
いおちゃんのを選び終わった3人は、満足感を匂わせながらやってくる。



