「…っ、会いたいっ、会いたいよ…っ」
かすれるような声で呟き、その場に崩れ落ちた苺花。
チャイムが鳴ったけど、そこから動くことは出来なくて、
結局午後の授業はサボってしまった。
泣いても泣いても枯れることのない涙。
このままじゃ、授業を終えたみんなが帰ってしまう、そう思って、ふらりと立ち上がる。
たくさん泣いたせいか、頭がズキっと痛んだ。
ふらふらと教室を出て当てもなく歩く。
「…あぁ。」
気付いたら屋上に向かう階段の前にいて、苺花は立ち止まった。
ここを元気よく駆け抜けていけた頃が懐かしい。
なんで、どうして。
再び溢れ出した涙をどうすることも出来ずしゃがみ込むと、
知らない男の子が駆け寄ってきた。



