ヤンキー?なにそれ、美味しいの?

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その日は、体育祭の準備期間。

もちろん苺花といおちゃんは一緒に作業を進めている。


「あの、伊織ちゃん、Tシャツのサイズ合わせなんだけど、」

「伊織ちゃん、、プログラムのことで…」


明らかにいおちゃんにばかり相談にくるクラスメートは、よくよく考えれば違和感だったけど、

苺花は特に気にしない様子で自分の作業に集中していた。


いおちゃんはやっぱ、頼りにされてて凄いなぁ。


そんな尊敬すら覚えて、いおちゃんの親友でいられる自分が嬉しくて、上機嫌で作業を進めていた苺花。