ヤンキー?なにそれ、美味しいの?


「復讐…?お友達なのに?」

「っち、なんなのこいつ。可愛いだけの馬鹿じゃん。安達、女の趣味悪くね?」


さっきまでの笑顔は何処へやら、
なんだか機嫌が悪そうな男の子に、苺花は呆然とする。


「…お友達じゃないんですか。」


ちょっと残念、知らない安達くんのこと教えてもらいたかったのに。

だけど、友達だって勝手に勘違いしたのは苺花だもんね。

残念だって思っちゃ悪いよね、ごめんなさい。


そう、勝手に自己解決して、顎を掴まれたまま男の人を見上げて話しかける。


「あ、校舎裏案内したので、苺花、戻りますね?ご飯冷めちゃうし」


苺花の言葉に、その人は少し驚いて、だけど馬鹿にするように笑った。


「何言ってんの、帰すわけないじゃん。鈍感なわけ?」


そう言って、周りにいた2人に目配せをして、苺花の手から食べ物を奪い取った。